今回の記事では、ジムに通い始めたけどマナーがイマイチわからなくて恐る恐るフィットネスライフを送っている人へ向けてマナーを教えます!!
この記事を読んだら、明日から何も恐れることなくジムに向かってくださいね!
では、いきますよ!!
・はじめに
・マシンでのスマホ操作は最低限に!
・プレートの着脱はなるべく静かに!
・声は抑えましょう!
・マシンやラックの使用時間はジムのルールに従う!
・隣の人が動作を始めたら近くは通らないようにする!
・使い終わったプレートやマシンは綺麗に拭いて、プレートやピンは元の位置に戻す
・最後に
はじめに
「最近ジムに入会して、軽く最初に説明を受けたけど細かいマナーがわからない…」
「みんなムキムキで怖い…自分がジムにいていいの?なんか怒られそう…」
などの悩みを抱える初心者トレーニーって実は少なくないんです!
だって、みんな最初はなにもわからないんだから。
特に最近は24時間ジムが流行して、会員のモラルやマナーに任せるジムが多くなりましたよね!
ノースタッフアワーなんて、だれにマナーや器具の使い方を聞いたらいいかなんて分からないのは当然です!
なので、この記事でその悩みを吹き飛ばしちゃってください!!
マシンでのスマホ操作は最低限に!
ジムでよく見かける光景のひとつが、マシンに座ったままスマホをいじっている人。
本人は休憩のつもりでも、実はそれ、周囲の人に迷惑をかけていることに気づいていますか?
トレーニングマシンは、言ってみれば「共用の設備」。
あなたの専有物ではなく、他の人も順番を待っている大切な器具です。
にもかかわらず、ベンチに座って長時間スマホを触っていれば、トレーニングの流れを止めてしまうだけでなく、ジム全体の回転にも悪影響を与えます。
もちろん、スマホを完全に使うなとは言いません。
フォームチェック、タイマー、記録用アプリなど、スマホは筋トレの強い味方です。
ただし、それは使い方にメリハリがあることが前提。
スマホをいじる時間は、インターバルの30〜60秒以内に留める。
画面を開くのは必要最小限。
マシンを離れてからSNSやメッセージに返信する。
これだけで、周囲からの印象も違いますし、なにより自分のトレーニング効率も格段に上がります。
長時間のスマホ操作は集中力を切らし、セット間の間隔が空くことで効果も半減。
「なんとなく今日のトレーニング、効いた気がしない…」という状態になりやすくなります。
ジムは、集中する場所であり、譲り合う場所でもあります。
せっかく頑張るのなら、マナーを守って、気持ちよくトレーニングしたいもの。
スマホ操作は最低限に。メリハリある使い方で、効率も気配りも両立させましょう。
プレートの着脱はなるべく静かに!
ジムで意外と多いのが、「音」で不快感を与えてしまう行動。
その中でも特に注意したいのが、プレートの着脱時にガチャン!と大きな音を立てることです。
プレートをバーに通すとき、外すとき。
ちょっと雑に扱うだけで、金属同士がぶつかり、耳に刺さるような音が鳴ります。
本人は無意識でも、周囲にいる人たちはビクッとしたり、不快に感じているかもしれません。
ジムは“音”に敏感な場所です。
無駄に大きな音を出していると、「雑」「荒い」「周りを気にしない人」と見なされてしまいがち。
また、重たいプレートを乱雑に扱うことで、器具の破損やケガのリスクにもつながります。
プレートは、両手でゆっくり持って、丁寧に着脱するのが基本。
外すときも、ドンッと落とさず、スーッと静かに抜くようにしましょう。
一つひとつの動作を丁寧に行うことで、自分の安全はもちろん、ジム全体の雰囲気も良くなります。
また、スミスマシンやパワーラックなどでは、ラックピンにぶつけて音を立てるケースも多いので要注意。
「ちょっと気をつけるだけ」で音は驚くほど軽減できます。
トレーニングの質は、筋肉だけでなく、周囲への配慮や所作の美しさにも表れます。
どんなに高重量を扱っていても、静かで丁寧な人の方が、ジムでは一目置かれる存在です。
せっかくの努力が雑な動作で台無しにならないように。
**プレートの着脱はなるべく静かに。**それだけで、あなたのトレーニングも、ジムの空気も、少し良くなるはずです。
声はなるべく抑える
ジムで気をつけたいマナーのひとつが、「声のボリューム」。
気合を入れるのは大事。でも、あまりに大きな声やうめき声は、周囲の集中を妨げる迷惑行為になってしまうことがあります。
たとえばベンチプレスやスクワットで「フンッ!」「ウゥッ!」と声が漏れる。
限界に挑戦しているときほど声が出てしまう気持ちはわかります。
ですが、ジムはあくまで共有スペース。多少の力んだ声は良いですが、隣で黙々とトレーニングしている人にとっては、その声が集中を乱すノイズになりかねません。(ジムの風潮によってはOKなところもあります)
さらに、トレーナーや友人との会話でも注意が必要です。
テンションが上がって会話の声がどんどん大きくなり、気づけばまるでカフェのような騒がしさになっていることも。
ジムは“話す場所”ではなく、“鍛える場所”。
必要なコミュニケーションは手短に、小さな声で行うのが基本です。
実際、声を抑えることは自分自身のトレーニングにも好影響をもたらします。
余計な声を出さないように意識すると、呼吸や動作にも集中でき、フォームが安定することが多いです。
また、周囲に配慮する姿勢は自然と所作にも表れ、ジム内での信頼感や印象も良くなります。
マシンやラックの使用時間はジムのルールに従う!
ジムでのトレーニングは自分のペースで行いたいもの。
しかし、**マシンやパワーラックなどの器具は“みんなで使うもの”**という意識を忘れてはいけません。
多くのジムでは、人気の高い設備に対して「1回あたりの使用時間」を制限しています。
例えば、「マシンは最大15分まで」「パワーラックは30分まで」など。
これは、誰もが平等にトレーニングできるようにするためのルールです。
それにもかかわらず、セット間にスマホをいじりながらダラダラと居座ったり、複数メニューを1つのラックで延々と続けるのは完全にアウト。
ジム側の注意が入る前に、自分で時間を意識して動くことが大人のマナーです。
とくに混雑している時間帯は、器具の取り合いが起きがち。
そんなとき、スムーズに場所を譲ったり、「あと何分で終わります」と一言声をかけられる人は、自然と周囲からの印象も良くなります。
ジムは一人で黙々とトレーニングする場所でありながら、実は協調性や気配りが問われる空間でもあるのです。
また、短時間で集中して終える意識を持つことで、自分自身のトレーニング効率も格段にアップします。
だらだら1時間使うより、集中した30分のほうが効果は高いのです。
ジムでの時間は限られた資源。
自分だけでなく、他の人にとっても大切なトレーニング時間です。
だからこそ、マシンやラックの使用時間はジムのルールに従う!
隣の人が動作を始めたら近くは通らないようにする!
ジムでは、器具の配置が限られているため、人と人の距離が近くなることも少なくありません。
そんな中で見落とされがちなのが、トレーニング中の人のすぐ近くを横切る行為。
実はこれ、とても危険で、集中を乱す迷惑行為なんです。
たとえばダンベルを使ったサイドレイズや、バーベルでのスクワット。
フォームを意識して集中しているタイミングで、すぐ横を誰かがスッと通ると、一瞬で集中が切れたり、バランスを崩したりすることがあります。
特にミラー(鏡)の前でトレーニングしているときは、視界に人影が入るだけでフォームが乱れたりします。
さらに、可動域の広い種目では、器具やダンベルが思わぬ方向に動く可能性も。
そのタイミングで近くを通ると、お互いにケガをしてしまう危険もあります。
「ちょっと通るだけだから」と思っても、一瞬の油断が事故につながるのがトレーニング中の現場です。
ではどうすればいいか?
答えはシンプル。隣の人が動作を始めたら、終わるまで少し待つか、別ルートを選ぶ。
たった数秒待つだけで、お互いが安全に気持ちよくトレーニングできます。
このちょっとした配慮が、ジム全体の空気を変えます。
「ちゃんと見てるな」「気をつかえる人だな」という信頼にもつながり、自然と居心地の良い空間が生まれていきます。
ジムでは、トレーニングの質だけでなく、周囲への気づかいも大切なスキル。
だからこそ、隣の人が動作を始めたら近くは通らないようにする!
これを意識するだけで、あなたも“スマートなトレーニー”の仲間入りです。
使い終わったプレートやマシンは綺麗に拭いて、プレートやピンは元の位置に戻す
ジムは、多くの人が同じ器具を使いまわす“共有スペース”。
だからこそ、使い終わったらきちんとリセットすることが基本中の基本です。
まず大切なのが、マシンやベンチ、グリップ部分などをしっかり拭くこと。
汗は思った以上に残っているものです。
使った後に除菌シートや備え付けのタオルで軽くでも拭いておけば、次の人が気持ちよく使えるだけでなく、衛生面でも安心です。
そしてもう一つ大事なのが、使い終わったプレートやマシンのピン・アジャスターの位置を元に戻すこと。
たとえば、100kg以上のプレートがバーに付いたままだったり、マシンのシートが極端に低い位置で放置されていたりすると、次に使う人が困ってしまいます。
特に初心者や女性にとっては、「重すぎて外せない…」ということも。
それだけでなく、元に戻さない行為は“使いっぱなし”の印象を与え、マナー違反と見なされる原因にもなります。
プレートはラックに、ピンは初期位置に、グリップは元のフックに。
たったこれだけのことで、ジム全体の秩序と気持ちよさが保たれます。
トレーニングを終えたあと、「自分が使う前よりも少しだけ綺麗に、整えて返す」。
この意識こそが、“できるトレーニー”の証です。
筋肉を鍛えるのは大事ですが、マナーや気配りも同じくらい大切。
だからこそ、使い終わったプレートやマシンは綺麗に拭いて、プレートやピンは元の位置に戻す。
これを習慣にするだけで、あなたのジムライフはもっと気持ちよく、もっとスマートになります。
最後に・・・
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
まず、この記事にたどり着いて皆様はそもそもマナーを気にする素敵な方たちばかりだとおもっています!
そのうえで、分からないことを解説するのが今回の、目的だったわけです。
周りの目が気になってトレーニングに集中できないこともあるかもしれませんが、そんなときはこの記事のことを思い出してみてくださいね!!
とはいえ、実はベテラントレーニーとかって自分のトレーニングに集中していて周りのこと見てないんです(笑)
だから、最低限のマナーを守ってみなさんも最高のトレーニングをしてくださいね!!
ちなみに、私自身がトレーニングをしていて考え方などを参考にしている山岸秀匡氏の著書は初心者のかたにもお勧めです!!