【初心者必見】筋トレの超基本動作を知れば効き方が変わる!意識すべきは“ネガティブ動作”

こんにちは、げんさんです!

ジムに通い始めたばかりの人、こんな経験ありませんか?

  • 「なんとなく真似して動かしてるけど合ってるのかな?」
  • 「回数こなしてるのに、あんまり効いてる気がしない…」
  • 「ベテランの人は、同じ種目でもフォームがキレイで動きが違う」

実はこれ、“筋トレの動作”を理解していないのが原因かもしれません。

今回は、**筋トレの基本中の基本「1回の動作の構成」**について解説します!
これを知っているだけで、トレーニングの質が変わり、筋肉に効かせる感覚がグッと掴みやすくなりますよ!


筋トレの動作は「4つのパート」に分けられる

まず大前提として、筋トレの1回の動作は「上げて下ろす」だけではありません。

実は、4つのフェーズに分けることができます。


🔹 1. ホールド(スタートポジション)

筋トレを始めるとき、まず力を入れる準備をしますよね。
たとえばベンチプレスなら、バーを胸の上に構えている状態。

これが最初の「ホールド」。
ここでしっかり姿勢・重心・呼吸を整えてから、動作に入ることが大切です。


🔹 2. ポジティブ動作(筋肉を縮める動き)

次にくるのが「ポジティブ動作」。
これは筋肉が収縮していく動きのことです。

例)

  • ベンチプレスならバーを持ち上げる
  • アームカールならダンベルを巻き上げる
  • ラットプルダウンならバーを引き下ろす

このとき、勢いに任せて上げるのではなく、筋肉でコントロールする意識が大切です!


🔹 3. ホールド(収縮ポジション)

ポジティブ動作の終わりで一瞬止めるフェーズ。
ここで最大収縮を感じるように意識を向けると、効果がグッと高まります。

短くてもいいので、1秒キープすることで「筋肉を使っている感覚」がつかみやすくなります。


🔹 4. ネガティブ動作(筋肉が伸びながら負荷を受ける)

そして最も重要なのがこの「ネガティブ動作」。

例)

  • ベンチプレスでバーを胸にゆっくり下ろす
  • アームカールでダンベルをゆっくり戻す
  • スクワットでゆっくりしゃがんでいく

この動きは筋肉が伸びながら力を発揮する状態で、
実はこのときに最も筋肉への刺激が入ると言われています!


一番大切なのは「ネガティブ動作」!

ポジティブ(縮める動作)ばかりに意識がいきがちですが、
筋肉を大きく・強くしたいなら、ネガティブ動作を重視するのが鉄則!


なぜネガティブが重要なのか?

  1. 筋繊維が壊れやすい(=成長のきっかけになる)
  2. 動作をコントロールすることで、フォームが安定する
  3. 神経と筋肉のつながり(マッスルコントロール)が強化される

つまり、ネガティブで“ゆっくり耐える”ことこそ、効かせる筋トレのカギ!


各フェーズ「1秒ずつ」の意識で動かす

初心者が感覚を掴むためにおすすめなのが、

ホールド(1秒) → ポジティブ(1秒) → ホールド(1秒) → ネガティブ(1秒)

というテンポでトレーニングを行うこと。

たったこれだけで、

  • 勢いに頼らず筋肉で動かす
  • コントロールが上手くなる
  • 怪我のリスクが減る
  • 負荷のかかり方が変わる

といったメリットが得られます。


実践イメージ:アームカールの場合

例として、ダンベルアームカールで説明してみましょう。

  1. スタートホールド:腕を下ろした状態で構える(1秒)
  2. ポジティブ:力こぶを意識してダンベルを上げる(1秒)
  3. 上部ホールド:上げきったところで1秒キープ
  4. ネガティブ:腕をゆっくり戻しながら下ろす(1秒)

このテンポで10回やるだけでも、
「うわっ、全然違う…!」と効き方に驚くはずです。


効かせる感覚を養うには「ネガティブに集中」

多くの初心者が「回数をこなす」ことに意識を向けすぎて、
動作の質が雑になってしまいます。

でも、筋肉は“重さ”だけじゃなく“どう動かしたか”に対して反応します。

だからこそ、ネガティブ動作で「筋肉に負荷をかけている感覚」をしっかり味わうことが超重要。

「ネガティブを制する者が、筋トレを制す」くらいの気持ちでOKです!


無意識なトレーニングは“自己流”で止まる

何となくでやる筋トレは、いつまで経っても感覚が掴めません。

・やってるのに変わらない
・フォームが崩れてケガをする
・結果が出ずにモチベーションが下がる

こうならないためにも、「動作を4つに分けて丁寧に行う」という意識がとても大切なんです。


まとめ:ネガティブを意識して、効かせる筋トレをしよう!

筋トレの動作は、ただ重りを上げ下げするだけじゃありません。
1回の動作の中にも、しっかり意識するポイントがあります。


✅ 筋トレ動作の4フェーズまとめ

  1. ホールド(構える)
  2. ポジティブ(縮める)
  3. ホールド(最大収縮)
  4. ネガティブ(伸ばしながら耐える)

この中でも特に大切なのが「ネガティブ動作」。


✅ しっかり効かせる感覚を身につけたい人
✅ 同じ種目でも効き方を変えたい人
✅ フォームを安定させたい人

そんな初心者さんこそ、今日からこの4つを意識してみてください!

最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、慣れれば圧倒的にトレーニングの質が上がります。

さらにトレーニングの質を上げたい人はこちらのブログもご覧ください!
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