なぜ「冬=増量」が向いているのか?
- 服で体型が隠れる:厚着で体のラインが目立ちにくいため、ボリュームアップしても外見のストレスが少ない。
- 活動量の自然な低下:寒さで代謝が変わることや外出が減ることにより、カロリー摂取を増やしやすい。
- 年間プランの戦略:冬に筋肉量を増やして、春〜夏に減量(シャープに見せる)フェーズに切り替えるとメリハリのある体作りが可能。
これらを活かして、計画的に体重と筋肉量を増やすのがポイントです。
増量の基本方針
- 目標:メンテナンスカロリー+約500kcalで増量
- ペースはゆっくり:週+0.25〜0.5kg程度を目安に(急激な増加は脂肪が増えやすい)
- 食事はできるだけクリーンに:精製糖やトランス脂肪を避け、良質なタンパク質・炭水化物・適量の脂質を摂る
この方針で増量すると、筋肉の合成に十分なエネルギーを与えつつ、余分な脂肪の蓄積をある程度抑えられます。
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「なぜ+500kcalなのか?」
メンテナンスカロリー(現状体重を維持するための1日の摂取熱量)に対して**+500kcal程度**がよく推奨される理由は、筋肉合成に必要な余剰エネルギーを確保しつつ、脂肪増加を極端にしないバランスがとれるからです。
- +200〜300kcalでは筋肉が付きにくく、伸びにくい場合がある
- +800kcal以上だと短期的に体重は増えるが脂肪の割合が高くなりやすい
したがって、初心者〜中級者には**+500kcal**前後が扱いやすく、コントロールもしやすい目安となります。
食事設計(実践)
1) タンパク質
- 体重1kgあたり1.6〜2.2gを目安に(例:体重70kgなら112〜154g/日)
- 鶏胸肉、赤身肉、卵、魚、プロテインなどでこまめに摂る
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2) 炭水化物
- エネルギー源としてしっかり確保。主食中心に、トレ前後は優先して摂る
- 玄米・オートミール・さつまいもなど、消化も良く栄養価の高いものを選ぶ
3) 脂質(注意)
- 良質な脂質(魚の脂、ナッツ、アボカド、オリーブオイル)は必要
- ただし摂りすぎは脂肪増加に直結するので、全カロリーの20〜30%程度に抑えるのが安全
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4) 食事の質(クリーン)
- 加工食品や揚げ物、菓子類の頻度は下げる
- 調理法はグリル、蒸し、茹で中心に。ドレッシングやソースの糖質・脂質は要チェック
トレーニングとの同期
- 筋トレは増量期でも強度を上げること(重量または回数)
- 種目は複合関節(ベンチ、スクワット、デッドリフト、プル系)を中心に
- 週3〜5回のトレーニングで、休息日もしっかり確保
- 睡眠とストレス管理も筋肥大には不可欠(睡眠7〜8時間推奨)
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体脂肪が気になったら?
- 2〜3ヶ月で体脂肪が思ったより増えてきたら、摂取カロリーを200〜300kcal減らすか、トレーニングの有酸素を短時間追加
- 増量のスピードを落とすことで、筋肉の伸びは維持しつつ脂肪増加を抑えられます
よくある質問
Q:冬だけ増量して春に絞るのは大丈夫?
A:計画的なら問題なし。冬に筋肉をつけて春にカットするのは理にかなった戦略です。
Q:脂質を完全に減らした方が良い?
A:いいえ。ホルモンバランス・吸収のために良質な脂質は必要。ただし量と質が重要です。
Q:プロテインだけでいい?
A:便利だが食事からも必要なビタミンやミネラルを摂ることが重要。
まとめ
- 冬は多少太っても服で隠せるから増量期に最適。
- 増量にはメンテナンスカロリー+約500kcalが良い(急激な増加は避ける)。
- 脂質の摂りすぎには注意!できるだけクリーンな食事を心がける。
上の3点を守って、計画的な冬の増量を行えば、春先に引き締まった見た目を作るための“土台”をしっかり築けます。今日から食事の小さな改善を始めて、着実に筋肉を増やしていきましょう!
※注意:個々の適切なカロリーや栄養バランスは体格、活動量、持病によって異なります。疑問があれば栄養士やトレーナーに相談してください。

