PPL(Push/Pull/Legs)で「プル(引く)日」を最大化するための初心者向けガイド。多くの筋肉を同時に動員するコンパウンド種目を中心に、チンニング(懸垂)、ローイング系(水平引き)、インクラインダンベルカールの3種目を軸にすると、背中・上腕二頭筋・前腕をバランスよく鍛えられます。フォーム、セット数、トレーニング順、漸進的過負荷(重量を扱う重要性)まで丁寧に解説します。初心者が「引く日」を正しく理解して効率よく強くなるための必読記事。
はじめに:プル日は「引く動作」に徹する日
PPLのプル日は、ラット(広背筋)・僧帽筋・菱形筋・脊柱起立筋などの背中の筋群と、上腕二頭筋・前腕を中心に“引く”動作を集中的に行う日です。ポイントはコンパウンド種目優先で、できるだけ多くの筋肉を同時に動員して全体の力を向上させること。特に初心者は頻度と重量の扱い方で伸び方が変わるので、「引く日=引けるようになる日」という意識を持ちましょう。
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種目1:チンニング(懸垂) — 体重を使う究極の引き
おすすめ理由:懸垂は自重で行う究極のコンパウンド。広背筋を大きく刺激し、腕だけでなく肩甲骨の動きや体幹の安定も同時に鍛えられます。初心者はフル懸垂が難しくても、ネガティブ(下ろす動作をゆっくり行う)やアシストバンドで段階的に負荷を高められます。
フォームの要点
- 肩甲骨を意識してまず引き寄せ(肩を下げる→引く)。
- 胸をバーに近づけるイメージで顎を引き上げる。
- 動作はコントロールして、反動を使いすぎない。
目安:初心者は3〜5セット、アシストで8〜12回相当。できるなら徐々に負荷を増やして6〜10回を目標に。
種目2:ローイング系(シーテッドロー/バーベルロウ等) — 水平に引く力で背中を厚く
おすすめ理由:水平に引く動作は、広背筋だけでなく肩甲骨周りの中部・下部の筋肉(僧帽・菱形)を強く刺激。バーベルロウやシーテッドローは高重量を扱いやすく、背中の厚みと引く力を効率的に伸ばせます。
フォームの要点
- 背中は中立位(丸めない)。腰を反らしすぎない。
- 引くときに肩甲骨を寄せる(肩を後ろに引き切る)。
- 腕だけで引かず、背中の収縮を感じる。
目安:3〜4セット × 6〜10回(筋力向上を意識して重めに)。休憩は90〜120秒。
種目3:インクラインダンベルカール — 二頭をバランスよく育てる
おすすめ理由:上腕二頭筋は“引き”において重要な補助筋。インクライン(背もたれに寄りかかる)で行うダンベルカールは、腕のストレッチが深く入り筋長を最大限刺激できるため、見た目と力の両方を育てやすい。特に懸垂やローで疲れた後の仕上げに最適です。
フォームの要点
- 肘は固定し、前腕だけで巻き上げるイメージ。
- 反動を使わずにコントロール。下ろす動作(ネガティブ)も丁寧に。
- 重量はフォームが崩れない範囲で。
目安:3セット × 8〜12回。最後はドロップセットやテンポ変化で追い込むのも有効。
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実戦プログラム例(初心者向け:60〜75分)
ウォームアップ:軽い有酸素3分+肩甲骨回し、フェイスプル軽め2セット。
メイン:
- チンニング(アシスト可) 4セット(8〜12回相当)
- シーテッドロー or バーベルロウ 3〜4セット × 6〜10回
- インクラインダンベルカール 3セット × 8〜12回
仕上げ(任意):フェイスプル 3セット × 12〜15回(肩甲骨ケア)/ハンマーカール 2セット × 10〜12回
「引く日」でとにかく重量を扱う理由と注意点
プル日はできる限り重量を扱うことが大切です。重い負荷は筋繊維の動員を増やし、筋力と筋肥大を効率的に促します。ただし初心者はフォームが最優先。重量を上げる際も以下を守ってください。
- フォームが崩れない範囲で増やす(徐々に+1〜2.5kgなど)。
- 疲労でフォームが崩れてきたら無理せず回数を減らすか重量を下げる。
- 肩甲骨の動きを意識して“背中で引く”感覚を忘れない。
よくあるミスと改善策
- 腰を丸めてバーベルロウを行う → 背中を保つために軽めの重量でフォーム習得。
- 懸垂で反動を使いすぎる → ネガティブやアシストバンドでコントロールを学ぶ。
- 二頭を先に疲労させすぎる(プルの前半でカール系をやる) → カールは補助として後半に回す。
漸進的過負荷と回復管理
成長には「徐々に負荷を増やすこと」と「十分な回復」が不可欠。週1〜2回のプル日が基本(初心者は週2が早く伸びる)。タンパク質摂取(体重×1.2〜2.0g目安)・睡眠・ストレス管理も忘れずに。特に背中は大きな筋群なので、疲労の蓄積管理は必須です。
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まとめ:プル日は“引く”ことに全力を注げ
PPLのプル日は「引く動作」に全集中して、チンニング、ローイング系、インクラインダンベルカールを軸に組むことで、背中の幅と厚み、引く力、腕の見た目をバランス良く手に入れられます。初心者はまずフォームと可動域を固め、その上で徐々に重量を増やすこと。継続すれば必ず“引ける背中”が手に入ります。
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